社会福祉法人桐鈴会
理事長 黒岩秩子

 7月の終わりのころのことです。左足の親指の巻き爪が痛くて、びっこをひいていました。その時次女海映から、ケアソクの情報をもらい、早速2足5900円で注文し、翌日届きました。ケアソクというソックスを履いたとたんに痛みを感じずに歩けるようになったのです!びっくりたまげました。
 ケアソクを作っているのは新潟県加茂市にある「山忠」という会社でした。新潟県の中では、履物を作って売っている「山忠」として、かなりの人が知っていました。
 次女の知り合いのデザイナーが山忠のお店をデザインしたところ、売り上げが3倍になったという、そんな力のあるデザイナーさんです。
 山忠の会長中林功一さんは、青山学院大学の文科を卒業していますが、足のことを研究したくて、新潟医療福祉大学の修士に入学して、足のメカニズムを研究しました。その結果できたのが、このケアソクだったのです。
 私は2足では足りないし、足裏にかかる体重を測定してほしくて、7月28日に加茂の山忠へ行くことを考えつきました。次女からそのことが中林さんに伝わると、新幹線で燕三条までくれば、迎えに行くというのです。私の巻き爪の痛みが履いたとたんになくなったという情報がうれしかったからとのこと。浦佐から、燕三条には25分しかかかりません。加茂に行くには乗り継いだりして、かなり時間を食うのです。
 当日、本当に会長の中林さんが燕三条駅に迎えに来てくださいました。車で20分以上かかったのではないでしょうか?その車の中で聞きました。新潟医療福祉大学に通うには、1時間以上かかるので、仕事が終わってから平均で週3日往復2時間以上かけて通ったのだそうです。その結果足の構造がわかり、医者や、理学療法士などの助言を得ながら、ケアソクの合理性を追求していった、ということでした。
 お店につきました。おしゃれな感じのお店です。これが、次女のお友だちがデザインしたお店なのかと、じっくり見せていただきました。
 2人の男性と4人の女性が迎えてくださいました。社員がみんな若くて驚きました。50歳以上の人は、会長だけみたいでした。二人の男性が、私の足の裏のどこに体重がかかっているのか、写真に撮って教えてくれました。右は親指、左はかかとの部分が赤くなっていました。
 ケアソクを2足、色違いで買って、帰りは、会長でなく、先程、私の足の裏の写真を撮ってくれた男性が燕三条まで送ってくれました。その車の中でいろいろと聞かせてもらったのですが、近くに商品を作る工場があること、山忠は、加茂では有名な「いい会社」なので、入社試験に受からないと思っていたのに、バンドをしていたということに当時の社長(現会長)が興味を示してくれて、合格したとのこと。
 帰ってきてから、いろいろなところで宣伝していたら、ここらの人でも山忠を知っている人が半分ぐらいいることがわかりました。ソックスや、レッグウォ―マーなどを買っている人も何人かいました。創業して67年になるということですから。